肌を守るための洗顔料選び
赤ら顔で悩んでいる方は、洗顔料の選び方にも慎重になっていきましょう。
赤ら顔になってしまう肌状態のときは、肌のバリア機能が低下していることが多いんです。
そんな時に、肌に負担をかけてしまう洗顔料を使うのは、症状を進行させてしまうので要注意。
赤ら顔で悩んでいる時の、洗顔料の選び方をまとめていきたいと思います。
○洗顔の役割
赤ら顔で悩んでいる方にとって、洗顔はとても重要です。
それは、洗顔で過剰に分泌された皮脂や、炎症の元となる雑菌を落とさなければならないからです。
ですが、汚れを取りたいからと言っても、肌が弱っている状態なので、潤いを奪ってしまうのは考え物です。
必要な潤いを残し、いらないものだけを洗い流せる洗顔料を選んでいきましょう。
○オススメ1.洗顔石けん
洗顔フォームよりも、肌負担が少ないのが洗顔石けんです。
中でも選びたいのは、石鹸の成分として、「オリーブオイル」や「アルガンオイル」などの天然オイルが主成分となっているものです。
商品の裏側にある成分を見た時に、これらのオイルの名前が書かれていると安心です。
よくわからない時には、石鹸の色に注目。
白い石鹸よりも、茶色い石鹸の方がオイルの配合量が多く、化学的な成分が少ないため、より肌に優しく汚れを落としてくれるんです。
ただし石鹸は溶けやすいので、浴室の中で保存するのは避けましょう。
○オススメ2.泡が立たないタイプ
赤ら顔で悩んでいる人にとっては、洗顔料の発泡剤(泡を立てるための成分)も刺激になることがあります。
そんな時は、あえて泡が立たないタイプの洗顔料を選ぶのもオススメです。
例えば、泥の成分がたっぷり入った「クレイ洗顔料」や、W洗顔のいらない「クレンジングミルク、クリーム」がオススメ。
こういった洗顔料は油分を多く含んでいるので、肌の乾燥を防ぎながら、余分な皮脂をしっかり取り除いてくれます。
こういった洗顔料を使うことも大切なことですが、洗う時に肌を擦らず、タオルを使う時にも優しく拭き取るなど、徹底的に肌への負担を和らげてあげることが重要です。